こんばんは、きいちこです。
今年のゴールデンウィークは…ずっと🏠にいました(笑)。って、ほとんどの人がそうですよね 🙄
買い物と実家くらいは行きましたがね…
今日は、気分転換に那覇空港近くの瀬長島というところまで行ってきました。
普段は、観光客や地元客で賑わう観光スポット的な島なのですが、さすがに今は店も全部閉まっており、公園や駐車場も全て閉鎖されていました。
瀬長島も閑散としていましたが、那覇空港もローカル空港のように静かな飛行場と化していました…(´;ω;`)。
離陸する飛行機を何機か見たのですが、B777とB767はE-9、B737はE-8Sからと、ほとんど”インターセクションデパーチャー”でしたね。
インターセクションデパーチャーとは、滑走路を全部使わず離陸するということです。
飛行機の離陸距離は、飛行機の大きさ、重量、風向・風速、気温、標高、滑走路の状況などによって変わってきます。ですから、中型機や小型機は長い滑走路のある空港では、通常でもよくあることなのですが、大型機に関してはたいてい滑走路を全部使って離陸していきます。
今日の那覇空港の天候は東北東の15kt程度の風で、気温は28℃でした。
離陸する環境という点では、悪くはないですが、離陸する際の正面風成分と気温が高いことによる空気の膨張によるエンジンパフォーマンスの低下を考えれば、BESTという環境でもありません…。そのような環境下で、離陸する航空機がインターセクションデパーチャーを選択できるということは…重量が軽いということです。通常であれば、離陸滑走距離が伸びやすい環境下の離陸ですが、滑走路を短くしても十分離陸していける重量であるということで、搭乗客の少ない飛行機ということがわかります。
ということで、前置きが長くなりましたが…
今日は離陸距離の話です。
離陸距離とは、耐空性審査要領により飛行機の耐空類別ごとに定められいます。
今日、私が見たB777やB767は輸送T類に属しますので、離陸距離は「飛行機が静止出発点から、加速し、途中で臨界発動機が不作動となり、それを確認したのち、速度V1で離陸継続を決定し、速度Vrで機首の引き起こしを確認して浮揚し、離陸面上35ftの高度に達するまでの水平距離、または静止出発点から加速して全エンジン作動の状態で浮揚し、離陸面上35ftの高度に達するまでの水平距離の115%に相当する距離の、どちらか長い方」と定義されています。
離陸距離に関連してもうひとつの距離があり、それを加速停止距離といいます。
この距離は、静止出発点から加速し途中で臨界発動機が不作動となり、それを確認した後、速度V1で離陸の断念を決定し、停止の操作を開始して完全に停止できる水平距離のことです。
通常、T類の飛行機の離陸性能は前記の1エンジン不作動の離陸距離と、この加速停止距離とが等しくなるように速度V1を定めており、この時の長さのことを”つり合い滑走路長”といいます。
つまり、離陸時の重量、風、気温、滑走路の状況(飛行機の大きさや標高などはこの時点では、不変数)などを考慮し、つり合い滑走路長以上の滑走路長があれば、安全を担保した上で離陸することができるという理論になります。
ということで、機長はインターセクションデパーチャーを選択して離陸していったんですねという他愛もないお話でした。
明日で今週も終わってしまいますね。気が付いたら5月も中旬になります。
🛩Have a saftey Flight!!