航空関係

航空法についてのお話

こんにちは、きいちこです。

パイロットになるうえで、航空法の理解は需要です。
また、これに関連する施行令や施行規則、航空局等からの通達はもちろんのこと、関係する諸法令などもある程度の理解が必要です。

法律の第1条は(目的)です。
航空法の目的は、

この法律は、国際民間航空条約の規律並びに同条約の付属書として採択された標準、方式及び手続に準拠して、航空機の航行の安全及び航空機の航行に起因する障害の防止を図るための方法を定め、並びに航空機を運航して営む事業の適正かつ合理的な運営を確保して輸送の安全を確保するとともにその利用者の利便の増進を図ることにより、航空の発達を図り、もって公共の福祉を増進することを目的とする。

となっており、簡単にまとめると
〇航空機の航行の安全
〇航空機の航行に起因する障害の防止
〇航空機を運航して営む事業の適正か合理的な運営の確保
〇利用者の利便の増進
これをもって、航空の発達を図り、もって公共の福祉を増進すること
・・・ということです。

航空法は全11章からなっており、下記の章立てになっています。
第1章 総則
第2章 登録
第3章 航空機の安全性
第4章 航空従事者
第5章 航空路、空港等及び航空保安施設
第6章 航空機の運航
第7章 航空運送事業等
第8章 外国航空機
第9章 無人航空機
第10章 雑則
第11章 罰則

全て網羅したいところでありますが、結構膨大な量になりますので、重要度の高いところから押さえていく方が効率的です。

重要度の高いところは、やはり、第1章、第3章~第6章、第9章でしょう。
(技能証明を受験するレベルでの話です)

エアラインに就職したり、国際運航を行う場合は、第7章とか、第8章の知識も必要となりますし、事業者となる場合は、第2章や第10、第11章も重要となってくると思います。

一度にすべての内容を網羅することは大変ですので、少しずつ関連付けながら勉強していくと良いでしょう(^_^)