夜のうちに前線が沖縄地方を東に通過しました。
上空には、やや冷たい空気が入り込みその影響を受け、沖縄地方は透き通った青空の天気となりました。
この前線は、日本海低気圧型の終盤(すこしくずれ型かな?)のような気圧配置で、年間を通じて見られる形なのですが、特に春から初夏にかけては低気圧が発達することが多く、「※春一番」や「メイストーム」をもたらすことがあります。3月11日9時の地上天気図を見ますと、北海道付近にある低気圧が中心示度974hpaとかなり発達しています。等圧線がすごく込み合っているので、風も強く北海道は昨夜から今朝にかけて嵐の天気だったのではないでしょうか?
※春一番とは…北日本と沖縄を除く地域で発表されるもので、立春から春分までの間に日本海で低気圧が発生し、広い範囲で初めて吹く、温かく強い南寄りの風のこと(基準は8m/sくらい(地域により基準が若干異なる))
なんだか、いてもたってもいられなくなって、近くの瀬長島に飛行機を見に行ってきました。
今日の那覇空港は、340度方向から13ノット(7m/secくらい)の風でした。
那覇空港の滑走路は、北寄りの風の場合、RWY36を使用します。(RWY36とは、滑走路の北方向の磁方位が360ということです)
360度の滑走路に対し、340度方向から風が吹いていますので、飛行機はクラブといってやや風上を向きながら進入していきます↓かわりますか?
写真下部の青い2本の点線方向が滑走路の方向です。
この写真は、南から北を撮っていますから、北西の風は左から吹くことになります。
飛行機の軸(飛行機の一番前方と一番後方を結んだ軸)が左側(風上方向)を向いています。
というように、飛行機は飛行中風に対する修正をしながら飛行しています。
この風に対する修正を「クラブ飛行」といい、風に対する修正角のことを「編流修正角」といいます。
那覇空港の滑走路は現在3000m×45mの一本運用です(2020年3月26日以降は滑走路2本運用になります)。2本運用になると西側の滑走路が着陸優先滑走路となる構想とのことで、瀬長島でRWY36の着陸機を見る機会は今より少なくなりそうです…